懇 話 会
毎週土曜日、午後3時から5時
参加無料、スローテンポ書店で開いています。
社会とのつながりは、人と話すことから始まります。
地域の問題、生活上の身近な問題など、日ごろの思いを存分に話してください。
話をしたい方も、ただ話を聞いていたい方も、どちらも歓迎します。
高齢者も、若者も、障害のある方もない方も、
ばりばりの仕事人間も、仕事をお休み中の人も、
どなたも歓迎します。
多様な人々の交流の場になることを目指しています。
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懇話会のすすめ方
懇話会は、議論の勝者を決定するものではないし、結論を急ぐものでもありません。誰でも参加でき、参加者の誰にとっても実りある話し合いになるよう、ディベート型を卒業し、課題解決型の話し合いを提案します。
近頃ディベートなるものが流行し、学校教育などにも取り入れられています。しかし、そのような短時間の話し合いで結論を出すようなやり方では、参加者が限られたり、勝敗や立場にこだわるあまり真実から離れてしまうなどの欠点があります。
話し合いが実りあるものになるのは、参加者共通の課題や問題意識が少しでも解決に近付いたときです。懇話会を課題解決型にするために、以下のようなスタイルで進めます。
1.話題提供
前半は、話題提供の時間です。身近に起こった出来事、最近考えたこと、出会った番組や映画、感動した本の紹介など、手身近に何でもお話しください。
この時間は、話を聞くことが中心です。聞き手は、疑問や意見があっても、一言のコメントですませます。皆で議論したいと思われる話題は、課題として後で議論するようにします。
2.共通の課題を設定する
話題を決めるだけでは、話し合いの方向が定まりません。提供された話題から問題点をさぐり、参加者に共通の課題を設定します。課題を明確にすることによって、参加者が積極的に話し合いに参加できるようになります。
3.自由な話し合い
後半はあくまで課題解決型の話し合いです。
誰もが話し合いに参加できるように一般的な注意点があります。
① 長くなるときは結論を先に言う。
その結論が課題解決につながらないときは、話を打ち切ってもらいます。
② 参加者にわかるように話す。
専門家や特別なサークルだけで通用する用語は使わない。
政治、宗教、テクノロジー、医療、文学、鉄道、趣味など、話は何に及んでもかまいませんが、誰にでもわかる共通語を使ってください。
自分の主義主張や自分の趣味の話などに触れる場合は、共通の課題解決につながる範囲に限ってください。
③ 論理を展開するときは、一気にしゃべらない。
段階ごとに参加者の了解を確認してから次の段階に進んでください。
論理の飛躍に気付いたときは、聞き手が話し手に指摘してください。指摘があったときは、全参加者の了解の段階を確認し、そこから改めて話を続けてもらいます。
④ その場で結論を出そうとしない。
意見が対立し進展がみられないときはお預けとし、次回に継続とします。その間、新たな資料を用意するなど、互いに説得の方法を準備してもらいます。
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まずは、参加してみてください。どなたも歓迎します。
参加しているだけで課題解決型の考え方が分かります。